2004年公開、米国、監督・主演 モーガン・スパーロック。
アメリカの資本主義を代表する企業「マクドナルド」我が国日本では関東ではマック、関西ではマクドと議論になるほど、我々にとってなじみ深くポピュラーな外食産業である。しかもマックは就活生の中でも勝ち組企業のように扱われており、年収も日本の外食企業に比べると高水準だとどっかの就活サイトで見た気がする。
いや、わかんないけどね。アルバイトとかもやったことないから謎につつまれているね。Youtuberで炎の講演家を名乗ってるうさんくさいはげおやじ、鴨頭嘉人ももともとマックで働いていたらしいね。うさんくさいっていうのは褒め言葉だよ。でもあんなにアメリカナイズされたさ、大きな声ではっきりと話す日本人ってなかなかいないからね。そりゃうさんくさい雰囲気になるわな。じじいじゃなくておやじにしてあげたんだから許してね。
とまあ、鴨ちゃんについてはこの辺にしておきましょう。この作品は企画ものみたいなもんで、1ヵ月間、3食マックを食べ続けたら体にどういった異変が起こるのかを検証する映画だ。いわゆる水ダウ映画ですね。
そりゃ、体に異変が起きるでしょうってことで、血圧が上がってたり、だるくなったりとか主役は散々な目にあっただろう。
元々ベジタリアンらしく健康食を好んでいたから、最初は余裕でマック食べれるぜっていうノリだったのが徐々に冷めていくのが観ていて面白いね。挙句の果てにあそこの起ちも悪くなったとか言い出すからね。それはちょっとどうなんだいみたいなね。
でもまあ、この作品で視聴者に伝えたかったのはマックの批判だろうね。肥満体国アメリカの原因は間違いなくマックに代表されるようなファーストフードなわけで、大量の油と大量の塩と砂糖まみれのコーラによって人間の脳とか体とかが破壊されてしまう。まるで一種の薬物中毒者のようにファーストフードに依存してしまうと取り返しがつかなくなってしまう。
食についてそこまで詳しくはないけど、日本でも同じような現象が起きてるよね。マックが日本に上陸してからアメリカのファーストフードがどんどん進出していった。ケンタッキー、ウエンディーズ、バーガーキング、etc。。。
そういった企業が進出してから肥満問題が出てきたのだ。まあ肥満とファーストフードっていうのも難しい話題だよね。かならずしもそうとは言えないけど昔の日本人で太っている人っているかな?
昔の人、いわゆるおじいちゃん、おばあちゃんの写真とか見てても誰一人として太っている人いないよね。
それは何故かっていうとスーパーとかファーストフードとかもなくてそんでもって日本の加工技術もまだまだだったていう時代なもんで、近所の八百屋さんとか肉屋さん魚屋さんがまだまだ機能していた時代だね。あとは今みたいに携帯とかパソコンもなくて営業の仕事とかも足をつかっていた時代だから、今の人よりもかなりの運動量があったわけよ。
あとまた話は変わるけど、主役の人って俳優なのね。まったく気づかんかった。何やっている人か謎だったんだけど、wiki見て分かったわ!
早くて安くてうまいっていうのはこの上なく素晴らしいけど、資本主義がもたらす弊害だって気付くのも大切ね。
何が言いたいのかというと、てりやき食いてーだよこのやろーう!