アイデン&ティティを観たよ
今見てみるとかなりのビッグネームだな。
毎週金曜日はあの時キスしておけばにくぎ付けでして、麻生久美子きれいだなあと思いつつもこの人の作品で好きなやつなんだったけと思い返してみたのよ。
そしたらこの作品かなあって。なんてったって峯田が主演だからね。
当時はゴイステ解散して間もなくとかだった気がする。銀杏BOYZは結成していたけど、メンバーはいなくて一人で活動していた頃だったよーな。
いやしかし峯田若いねー。んでも当時26とか27でしょー。しかし完成されている感じ。
山形訛りのとこがまたいいね。ライブとかでも訛り前回のMCだし、田舎っぽさが抜けないバンド大好きっ子って感じが好感だね。でもそんな彼も今やいいおじさんだからなー。ゴイステと銀杏は中学の時聴きまくってたなー。間違いなく私のルーツですよ。
本作はスピード・ウェイというバンドを結成し奔走する青春映画だ。
ミュージシャンとして売れることの厳しさと世間に対する葛藤を描いている。
主人公の中島の彼女が麻生久美子で若くていいね。
うろ覚えだけど、ストリートミュージシャンが歌っているときに中島が「お前らやってんのコピーだろ」って無駄がらみしてくるシーンが好き。そんで「いやカバーだよ」tって喧嘩になるのね。
あくまでもオリジナルの自分たちの音楽で売れるべきというポリシーが中島の生き方を苦しめているような気がした。
それと同時に自分たちのバンドに対する自身とかなんかそういういろんな感情が入り込んでて、俺も学生時代にバンドやってたんだけど自分自身を投影させてしまっていました。
あとはバンドメンバーと一緒に飲み屋で酒飲んでバンドっていうのは音楽っていうのはこうなんだよってバカ騒ぎして語り合うシーンも好きだな。
人間ってやっぱり好きなものについて話している時が一番幸せそうな表情するし、あんまり趣味とかにはこだわらないけど、恋人同士だったら共通の趣味とかあった方が一緒にいて楽しいよね。そういえばあの人とかあそこでとか会話も膨らむしね。
社会人とかになると学生時代の友達とかとあまり会わなくなったりするからね。そういうときにあの時語り合った友人というものは少なからず自分の人生にプラスしてくれる存在なんだなと思う。
「このまま僕らは大人になれないまましがみついて忘れないんだ」
銀杏の漂流教室だけど、峯田の書く詩ってなんでこんなに胸に刺さるんだろうね。