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アメリカン・パイを観たよ

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1999年公開。監督はポール・ワイツ。出演はジェイソン・ビッグズ、クリス・クライン、ジェニファー・クーリッジ、シャノン・エリザベス、ショーン・ウイリアム・スコット。ジャンルは青春ドラマ。

アメリカの高校生4人がプロムまでに童貞を捨てようとあの手この手を尽くす映画。タイトルのパイはスラングで女性器を表しており、タイトルは”夢のあそこへ”といった意味だろうか。作品のBGMが秀逸で当時は悪ガキとして認知されていたぐらいのBLINK 182の楽曲やその他もろもろポップ・パンクが登場するんでテンションが上がる。とはいえ作品のストーリー自体はそんな真新しいものはないので、どーにかこーにか頑張って童貞すてまっせと躍起になる若者たちがメインとなる。因みに大人気映画で計8作まで制作されている。

作品で重要な要素である”プロムナード”はアメリカのダンス・パーティーのことで、原則、男女一組で参加する。つまりパートナーを見つけなくてはならないのである。しかしまー必ずしも付き合っている必要性はないので気軽な気持ちで誘う者もいるが、本作の童貞4人の気合の入れようは異常である。普段行き慣れていない男が深夜のクラブに赴くのと同じぐらいの気合の入れようである。大体そういった場合は失敗するもんで、童貞4人はことごとく失敗をしていく。これが本作の構成内容でありそれ以上以下でもないです。

アメリカ文化の1つであるスクールカーストはジョック、クイーンビーが頂点に立っており日本でいうところの体育会系である。プロムナードもそういったジョックたちが目立つため、プロムを嫌う者も多い。よくキング作品で主役を務めるナードたちはきっとアンチプロムだろう。映画監督もナード出身は多くハイスクール・ホラー映画で制裁を受けるのは殆どがアメフト部の人間であったり露骨な表現がある。本作に出てくる童貞たちはラクロス部というなんとも微妙な立ち位置である。ラクロスを本気でやっている皆さますんまそんwてな感じで童貞を脱出できるのかと四苦八苦していくんだわな。銀杏BOYZの当時ゴイステの峯田和伸が『童貞万歳!!!』と声高に叫んでいた2002年よりも前に童貞に着目して映画まで作ってしまうんだからやっぱりアメリカスゲーよ!もっと前だと『ポーキーズ』とかかw とはいえ童貞であるというのが一つのステータスになんかなり得ないのでさっさと捨ててしまった方がいいと思う派です。つまり童貞が観て楽しむ映画であると思ったら大間違いだと思うんです。他人の応援よりも自分の応援せなあかん!てな感じでまた明日!