クレヨンしんちゃんヘンダーランドの大冒険を観たよ
多分200回ぐらいは観てると思う。
テレビ放映をしているのをビデオで録画し、ビデオが擦り切れるぐらい観たかなー。
今ビデオなんて言葉使わないからね。DVD擦り切れるぐらい観るって使うんだろうか。
いまいちピンとこないな。
最近しんちゃん観なくなったなー。でも子どもの頃は、良く観ていたな。
金曜の夜7時半だね。ドラえもんの次にやっててМステの流れだった。
今何時からやっているんだろう。ゴールデンのアニメ枠もかなり減ったね。俺が小学校低学年の頃はかろうじてありましたよ。ワンピースとかこち亀とかGTOとかね。
しかしまー視聴率がとれないっていうのと、あとはなんだろうね。子どもの趣味が多様化したんじゃないかな。ちょうどSNSとかもね出始めた頃だし、なんかねいろんなものに依存しやすくなったよね。
しんちゃんのアニメも今はみさえのお仕置きが軽くなった気がする。昔はげんこつとかよくやってたし、しんちゃんもちんちん丸出しだったな。でもかなり規制が厳しくなったのね。すぐにコンプラコンプラって何も考えずに発言するのも考え物ではなかろうか。表現の自由とは何ぞやしっかりと考えるべきではなかろうか。
本作はかなりホラー色が強く、果たしてこれは子ども向け映画なのか?と目を疑ってしまうシーンが目白押しだ。結構しんちゃんってトラウマ回もあったりするからね。
ざっくりと解説していくと、ヘンダーランドという遊園地が悪の組織が運営していて野原一家も悪に操られてしまう。使いのス・ノーマン・パーって雪だるまなんだけどしんちゃんの幼稚園の先生になるわで野原家を操っちゃうんだよね。そこでしんちゃんが助けに行くという救出劇だ。
適役のマカオとジョマっていうオカマコンビがいるんだけど、とても個性的だ。
ラストのババ抜きは唾を飲んだなー。ババ抜きだけでここまで惹きつけられる作品も中々ないだろう。
トラウマシーンはス・ノーマン・パーとしんちゃんのやりとりかな。脅されるしんちゃんに緊張感が走るね。
しんちゃん映画はトップに挙げられるのはオトナ帝国で異論はないはずだ。しかし、本作もTOP3には入ってほしい名作である。オトナ帝国同様、内容というかテーマがかぶってしまう感は否めないが、本作はよりホラーさが増幅されており、見ごたえ十Bんな作品だろう。大人たちがヘンダーランドに翻弄され盲目的に子どもになりたいと願ってしまうのは恐ろしい事である。そして大人が子どものようになってしまうのも、あり得るのだから。他人事ではないだろう。
また話がずれてしまうが、アダルトチルドレンと言った言葉も最近よく聞くわな。
年齢は成人、でも中身が全く伴わず未熟な人。ここまでくるとなんでもかんでも病気にしたいような医学界の陰謀ともいえるかもしれないが時に思い込みは悪いことに作用すると人を本当にだめにしてしまう。
過去は常に現在と比較しなくてはならないよね。