Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

メランコリックを観たよ

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2019年公開。監督は田中征爾。出演は皆川暢二、磯崎義知、吉田芽吹。ジャンルはサスペンス、コメディ。

これは面白かったなー。主人公は有名大学を出たエリートなんだけど一度も社会人なったことなくてフリーター。同窓会で久しぶりに出会った女の子と仲良くなって付き合ってある銭湯の存在を知る。そんでその銭湯でアルバイトする事になる主人公。でも実は亭主が莫大な借金抱えていてその返済として銭湯で殺しを行っていたという事実を知る。とまーそこから主人公は予想通り振り回されていくんだけど、でも皆川の演技があっけらかんとしててなんか良かった。ココリコ田中に似てるね。途中からミラクルタイプのコントを見ているような感じになりました。そうなんですよー。これはねかなり凄惨な事件が起こっているのにも関わらず大して危機感を持っていない主人公が良いんですよー。お決まりのパターンであれば、偉いことになっちまったーどうしよ!!とりあえず銭湯で働きながら亭主の謎を解いていくぞ!ってビクビクしながら謎を解明していくものでしょう。でも主人公はヘタレな訳で大したことやってません。登場人物たちが勝手に物語を回していくんです。だから彼女とも別れることになるし、でもその彼女もすげーあっけらかんとしてて、よく銭湯を使う理由がガスとか電気がよく止まるからってなんやねんそれw 皆川くん(映画の名前忘れた)に会いに来たよとか言って銭湯来てたくせに。亭主を利用するヤクザの元に殴り込みに行くことになってしまう皆川だけど、なんだか可哀想に思えないんだよなー。いや結構振り回されてるのに、なんでだろう?よく分からない!日本の映画って不思議だね!制作費も300万円と格安で出来てるインディペンデント映画。いーね、こういうのをもっと取り上げていきたいと思った。そういえば役者たちも知らない人ばっかりだったし、いやだからこそ感情移入出来たのかもしれない。なんか近い存在のように感じるというかさ。舞台が銭湯っていうのもありそうでないんだよね。時間ですよぐらいじゃん?いや見た事ないけど!あーテルマエ・ロマエがあるかーでもあれはなんか違うし、阿部寛単独映画やし。ってことで邦画でも最近観ようかなーと思っている人におすすめです。今日もありがとう。