Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

ブルース・オールマイティを観たよ

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2003年公開。監督はトム・シャドヤック。出演はジム・キャリー、ジェニファー・アニンストン、モーガン・フリーマン。ジャンルはコメディ、ファンタジー

世界中の人を笑わせるっていうのはかなり難しいと思うんですよ。笑いって限定的になりやすいんですよね。でも何となくですけど、アジア圏の感覚って似てると思うんですよ。日本人と韓国人と中国人って国は違えど同じアジアンですから、なんとなく笑いのツボは似ているんです。だからチャウ・シンチーってめっちゃ面白いじゃないですか。でもあれはどちらかと言うと西洋に近い。スピードを活かした笑いって感じますね。日本は独特な文化で形成された国ですから、笑いもかなり特殊と言っていいでしょう。日本のコメディアンで世界に通用するコメディアンがいないのはそういうとこだと思うんですよね。要は日本で売れるのと世界で売れるのはまた話が変わってくるんですよね。

ジム・キャリーは世界に通用する笑いを持っているコメディアンの1人なんですよ。だからやっぱり彼の映画はジム・キャリー劇場になっちゃうんですよ。本作でも彼の世界観が満遍なく披露されていましたね。レストランでのスープに魔法をかけるシーンはまんまマスクでしたねw 物語としては日常に不満を持っている主人公ジム・キャリーがある日神様であるフリーマンと出会い神様の力を手に入れたというものです。その力によってなんでも自分の思うとおりにしようとするジム・キャリーですが、ライバルのキャスターを操作してミスをさせたりやりたい放題です。神の力を手に入れたら人々の命を奪おうと悪い方向に持っていく輩が多い中、ジム・キャリーのやっていることは小さいもんです。なんだか可愛くみえてしまうのです。世界で通用する笑いを持っているというのはどことなく可愛さも必要なのでしょう。ルックスも大切なのです。ルックスというのはただ単に顔が良いのではなくなんとなく許せてしまう顔。これが大事なのかもしれませんね。ミスタービーンも面白いのはそういうとこにあるんだ思います。決してルックスがいいとは言えませんがなんとなく面白い。これは不思議な感覚ですね。これも科学的なもので証明出来る時代が来るのでしょうか。便利な世の中にする前にこういったことにも目を向けて欲しいです。てことで今日もありがとう!