バットマンフォーエバーを観たよ
1995年公開。監督はジョエル・シュマッカー。出演はヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ニコール・キッドマン、ジム・キャリー。ジャンルはアクション、ヒーロー。
バットマンの方向性を大きく変えた作品でありながら、バットマンシリーズの中で埋もれがちな作品でありますが非常に見応えがあります。バットマンはクリストファー・ノーランの過大評価な気がしてならんのは気のせいでしょうか。今回の監督はジョエル・シュマッカーですが、何を血迷ったのか次回作のフリーズの逆襲で評価はガタ落ち。今では名前も聞くことは無くなってしまいました。従来のファンからは不評だったそうです。それもそのはず。ポップに描いた子ども向け映画のようになってしまったからではないでしょうか。とはいえ、僕は小学生の頃何回も観てましたよ。とはいえ今観るとやはりキツイかなぁー。悪役のジム・キャリーは上手い!リドラーというサイコキャラを演じてます。サイコだけではなく漂ってしまっているナード感はなんとも言えないですね。ケーブルガイを思い出させてくれます。てゆか、何か嫌なことがあって復讐に燃えるキャラを演じさせたらジム・キャリーに勝るものはおらんね。そういや金曜ロードショーではマスクの前後で本作が放送される機会が多かった気がする。これも体感なんで根拠はありません。悪しからず。
本作のストーリーは二代悪役のトミー・リー・ジョーンズとジム・キャリーが結託してバットマンを倒そうとします。そこで初登場となるのがロビンです。サーカス一家で育った彼の芸は本物です。彼はバットマンの相棒になろうと奮闘します。やがて認められるようになりますがそれまでは苦労します。物語としては悪くないんだけど本作が微妙な評価で終わってしまっているのは冒頭でも述べたようにあまりにもポップに仕上がってしまったからではないでしょうか。この功罪は否めません。クリストファー・ノーランのバットマン三部作でバットマンは再評価されるようになり、本来のバットマンに戻った!良かった!と懐古厨は喜んでおりますが、本作もそれなりに楽しい映画になってますよ。番外編って感じで観たら悪くないんちゃうかなあ?ということで今日もありがとう!