Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

アンブレイカブルを観たよ

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2000年公開。監督はM・ナイト・シャマラン。出演はブルース・ウィリスサミュエル・L・ジャクソンロビン・ライト・ペン、スペンサー・トリート・クラーク、シャーリーン・ウッダード。ジャンルはスリラー、ミステリー。

シックス・センス」で話題をかっさらい鳴り物入りで映画界デビューを果たしたM・ナイト・シャマラン監督の2作目であります。とはいえ待望の2作目ってことでありますが、映画も音楽もエンタメ同士共通していることなのでしょうか。これってそこまで面白い???っていうのが率直な感想でございやす。はい眠くなりました。デビューアルバムで話題を呼んだロックバンドがセカンドアルバムあたりから守りに入るのと同じで拍子抜けしてしまいました。まあ、シックスセンス観てないんですけどね。これってタランティーノパルプ・フィクションで映画界の天下をとったあと、ジャッキーブラウンで評価が下がったのと同じ現象でもあるじゃないですか。不思議なものでこういうことって連鎖してしまうんですねw 本作はヒーローに憧れる男サミュエルと超人男ウィリスの対比する2人が描かれているんですが、ヒーロー映画としては地味すぎて救えないと感じたのは私だけでしょうか。この2人が対決することはないんですよ。ウィリスの凄惨な交通事故も描かれることなく淡々とした調子で物語が進んでいきます。もう一度言いますが眠くなりました。でも本作を観て学んだことがありますね。それは世の中には陰と陽で対立するものが存在しているということです。つまり生まれ持っての素質がある人とない人っていうのは明確に別れているわけですよ。それを自己啓発書とかはやればできるぜ、だからやりまっしょいと励ましの言葉をくれやがるんです。文章を生業にして印税をがっぽり受け取っているゲス野郎もいれば、一銭の金もならずに文章を書いている人もいるんですよ。とりあえず村上春樹は俺に金をよこせ。なんのこっちゃ。でも別に悔しいなんて思ってないぜ。とことん惨めな気持ちになった時しか書けない文章もあるからね。それはそれで味があるからいいじゃないですか。ってことで今日もありがとう!