Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

トレイン・スポッティングを観たよ

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1996年公開。監督はダニー・ボイル。出演はユアン・マクレガーロバート・カーライルジョニー・リー・ミラーユエン・ブレムナー、ケヴィン・マクキッド、ケリー・マクドナルド。ジャンルはドラマ。

ユアン・マクレガー出世作であり、音楽も特徴的だ。何よりも彼が青臭いのがいいですね。監督もダニーボイルときたか。今ではもう大御所でイギリスを代表する監督ですから、そんな有名監督がここまでやんちゃな映画を作っていたのは驚きですね。クソ野郎というワードはこいつらの為にあると言うほどで、これ程までに欲望に生きる自堕落な若者たちを描いた作品は他にないんじゃないですかね。どうなんだろう。本作はもう完全にマスターベーション映画ですよ。定職もつかずにヘロインに落ちぶれていく若者たちなんだけど、赤ちゃん見殺しにしたり万引きしたりで犯罪者になったりでもう救いようがないとこまでいくんですよ。しかしなんやかんやで主人公のユアン・マクレガーは薬物中毒から脱却し、定職につきサクセスストーリー(?)となる訳です。

本作の面白いところはユアン・マクレガーの一人称語りですかね。仲間たちとどんちゃん騒ぎをしながらも、「普通」の生活がしたいと望むようになるんですよ。明らかに登場人物たちのやっていることは頭がおかしいですよ。でもそういった行動を仲間たちとはやっているけど、本心はこんなことはやりたくないっていう矛盾というか葛藤みたいなものをマクレガーは抱えてるんですよね。これって日常ではあるあるですよね。本当はこんな仕事やりたくないのに、お金のために働いているとかね!毎度毎度仕事の話ばかりで休日に書いてるのにこんなこと本当は書きたくないんやけどw でも許してw そうなんですよー周囲に合わせたりとかで本当の自分を押し殺してしまうことはよくあることです。仕方ありません。マクレガーも大切な仲間たちがいながら、このままじゃまずいと思ったのでしょう。ラストでは大金を持ち逃げするって盛大なオチだけど、マクレガーにとってはハッピーエンドだったでしょうね。ライフスタイルについての単語を羅列するとこが印象的だったなあ。やっぱり色んなことに手出したいっすよ。薬物って刺激的に見えるけど実は単調なんですよきっと。やった事ないから分からんけどタバコだって吸うだけでしょ?あれになんの意味もないんですよ。禁煙してわかりました。今でもたまに吸いたくなるけどね!てな感じで今日もありがとう!