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キッド(2000年)を観たよ

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2000年公開。監督はジョン・タートルトーブ。出演はブルース・ウィリス、スペンサー・ブレスリンエミリー・モーティマー。ジャンルはコメディ。

本作が伝えたい最大のメッセージとは何か。それは、なりたかった大人になっていますか?というものです。企業のコンサルタントとして働くブルース・ウィリスですが、周囲からはむかつく奴と呼ばれ性格の悪い男を演じています。店員に対しても小言を放ち、野球団体のオーナーのイメージ回復にと子どもにいたずらされる様を映像したりと性格の悪さが際立っています。ここまでやるかと思いますが、アメリカにはWWEビンス・マクマホンがいるのでそこまで酷いとは思わなかった俺の神経もどうかと思いますw そんな彼を仕事のパートナーであるエイミーは反発しそしてまたエイミーからも愛想を尽かされてしまうのです。

ある日車で家に帰る途中、そこには走り回る子どもの姿が・・・。これは緊急事態と言わんばかりに秘書に電話を入れるウィリス。この秘書はきっと相当な給料を貰っているのでしょう。じゃないとやってられません。代表からの電話に四六時中対応している秘書というのは辛いものです。そうその子どもこそ少年時代のウィリスだったのです。ここまで皮肉屋の男になってしまったウィリスですが、その理由は少年時代の彼は誕生日に因縁の相手と喧嘩をし、そこで負けてしまったためいじめられっ子となり高校時代までくらい人生を過ごすことになってしまったからなのです。あの日に戻って喧嘩に勝つ。そう決意をしたウィリスは過去の誕生日までタイムスリップします。そして因縁の相手を倒すのです。しかし、母親は学校に呼び出されてしまい父に叱責されてしまいます。そこで母が1年以内に亡くなってしまうことを知るのです。そこで物語は進み最終的には未来の自分を見つけます。そこには少年時代から夢を見ていたパイロットになっていたウィリスがいたのです。おまけに愛想を尽かされていたエイミーと結婚までしております。いやーなりたかった大人になれたじゃないですか!

ディズニー映画なのできっと感動的なんだろうなーとは思っていたが、そこまで感動はしませんでした。あくまで子ども向けのコメディ。とはいえ少年の心を忘れてしまっている大人には再認識して欲しいものです。子どもの頃やりたいなと思っていたことと今やってることが本当に合っているかと。別に今間違っていてもいい。大事なのは未来に向けて自分がどういう行動をとるのか。そういった前向きな気持ちが大事なのではないかと思います。ということ今日もありがとう!