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オアシス:ネブワース 1996を観たよ

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2021年公開。監督はジェイク・スコット。出演はオアシス。

1996年8月10日、11日にハートフォード州ネブワースで開催されたライブ映像をドキュメンタリータッチに仕上げた作品。わずか2日間で25万人もの観客を動員したというモンスターバンドオアシス。ここまでの功績を残したのは前にも後にもオアシスだけだろう。いやー何を言ってるんですか!日本にはGLAYの20万人伝説ライブがあるんだから!GLAYは置いといて本作は一夜限りの公開ということで、僕も行ってきましたよ。ただ値段が2200円と少し高めで期待値も上がるという悪循環w まあいいですよ!ギャラガー兄弟の小遣い稼ぎにはとことん付き合いまっせ!多分、値段は観る映画館によって多少変わると思うけどいつも行く映画館はこの値段設定でした。

本作は前回のオアシス:スーパーソニックの続編でちょうどネブワースのライブの続きからとなっている。前回ではノエルのインタビュー多めで裏番長の武勇伝及びオアシスがスターの階段を上る物語を語っていたが今回のは情報量少なめ。ってことで2200円払う価値はなかったかなぁっていうのが正直な感想です。

今回と前回の違いとしては実際にネブワースのライブを体験したオアシスフリークスが彼らに対してどのような愛を持っているのかに焦点を当てている点です。なので再現VTRのごとくライブに行けなくてラジオで鑑賞しているキッズも出てきます。「俺たちはライブに行けなくてもラジオで聴けるからいいんだ!」って開き直ってるところがなんだか可哀想でした。あとファンに誰が好きかってインタビューしててその殆どがリアムかノエルでやっぱりなぁって感じ。1人だけベースの人言ってる人がいたけど25万人のうちボーンヘッドが好きって言う人もいたろうに!もはやオアシスはギャラガー兄弟のバンドであり、その他メンバーは単なる取り巻きにしか思えない扱いである。実際そうなんだろうけど、この2人に付いていくのは苦労するだろうなきっと。

あとはオアシスが活躍した90年代が物凄く昔に感じてしまった。スマホもない時代にライブ告知はテレビか音楽雑誌。チケットを買うには電話でチケット販売店に電話するか実際に店頭に並ぶかしか選択肢がないという不便な時代。今では音楽情報はネットで手に入るし、チケットだってネットで簡単に買える非常に便利な時代となった。それだけではなく写真もそうだ。わざわざカメラを持ち運ぶ必要はない。もはやスマホ1台あれば何でも済む時代となってしまったのだ。スマホの登場は画期的だ。でも使い方を誤ると命取りになる。

総括すると色んな曲を聴けてオアシスファンとしては非常に楽しめました。(あれ?さっき値段高いって言ってなかった?)Acquiesce、Morning glory、Live forever、Champagne supernovaが聴けて良かったです。

それにしても"Whatever"の尺が短すぎますwやっぱり盗作問題で訴訟されたり、ベスト盤にも入ってなかったりリアムも歌ってる時やる気なさそうにしてたし好きじゃないんだろうなぁー。。。最後に歌ったビートルズの「I am the walrus(俺はセイウチ)」がリアムもノエルもはっちゃけてて1番良かったっすね!