Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

ディープ・インパクトを観たよ

ディープ・インパクト 」 | 0・・映画toほげほげ

1998年公開。監督はミミ・レダー。出演はティア・レオーニロバート・デュヴァルイライジャ・ウッドヴァネッサ・レッドグレイヴ、マクシミリアン・シェル。ジャンルはSF、パニック。

 

類似作品というかよく『アルマゲドン』と比較されておりますが、ふざけんなって話ですよ。馬鹿アメリカ人マイケル・ベイと阿保アメリカ人ジェリー・ブラッカイマーなんて知らないですよほんとうに!(・・・個人的なうらみでもあるのかい?)

とはいえアメリカの人を楽しませようという心は本当に感心している。金曜日の夜に陰鬱な気持ちを吹っ飛ばす映画を製作させたらアメリカの右に出る国があるのでしょうか。映画大国インドならありそうだけど、やっぱり小さい頃からアメリカの文化に少なからず影響を受けている僕には肌が合う気がしないのです。

本作も丁度、アルマゲドンと同時期に公開されて、ノストラダムスの大予言ブームの真っ只中にあったのです。因みに本作はアルマゲドンに比べてシリアスで緊張感あふれる雰囲気となっています。ティア・レオーニきれいだからさ。久しぶりに彼女を観たかったっていうのもあるんだぜベイビー。そう、地球滅亡を救うというよりは地球滅亡に直面するっていうのかな。その辺の人間模様がリアルに描かれていて面白い。

主人公はテレビ局に勤めてるんだけど、親友の女性と自分を重ね合わせている部分があるんだよね。親友はかたや結婚をしていて子どももいる(アメリカでは託児所付きの職場ってよくあるん?)しかし、主人公は彼氏もいない、おまけに両親の仲は最悪で別居状態。おまけに父親には自分と同年代かそれより若い女性の彼女がいる。あ、ここでいう主人公とはティア・レオーニでござる。仕事では大統領部下の不倫のスクープを掴んだところで、緊急記者会見で『彗星が地球に衝突する!』とあまりにも次元が違いすぎねえか?と困惑するティア・レオーニ

ここでは元・凄腕パイロットに要請し、隕石爆発を宇宙で行うんだけど失敗しちゃうんだよね。そこで政府は地下に穴を掘る『ノアの箱舟』理論で人々を救出しようとする。でも全員が助かるって都合のいいことではなくて、抽選で決めた人たちのみしか助からないんですよ。これには落胆の表情を浮かべる人々と喜ばしい表情を浮かべる人々と両者極端な心境である。

もう一人の主人公である彗星発見者イライジャ・ウッドティア・レオーニと比較すると大した壁もなく見事に彼女を拉致し助かっている。彼女の両親は笑顔で2人と赤子を見送ったがそこはどうしても共感できなかった。

それにしてもアメリカ主導の映画でありいかにも90年代って感じですわな。何度でも観たくなる名作です。