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チャウ・シンチーの熱血弁護士を観たよ!

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このブログは映画を紹介する者でもないし、とにかく好きなものの話をするだけなので、観た感想だけを述べるが、どうしても気になった人はぜひネットフリックスで観て頂きたいです。

 

久しぶりに香港映画を観たくなったので、観た。

香港映画は香港の重要な輸出産業であり、80年代~90年代前半に関していえばハリウッド映画を超えるぐらいの勢いがあったのではないかと思う。

それは言い過ぎ感が否めないが、ビッグスターのジャッキーチェンを知らない日本人はいない事実から、香港映画のエンターテイメント性の高さも頷ける。

香港映画のイメージとして挙げられる点はカンフー、オーバーアクション、明らかに癖のある悪役、主人公の美人パートナー、随所に挙げられる笑い。

様々な点が見どころであるが、本作に至ってはとにかくはちゃめちゃで見ていて楽しく明るい気持ちになれる。

昨日紹介した「ミスト」のように胸糞の悪くなる映画を観た後にこういった楽しくなれる映画を観るのはいい療法だと思う。

 

はちゃめちゃっぷりは凄まじく、これが映画として成り立ってしまう、ところに香港映画の底力を感じた。とにかく楽しめればいいんじゃねえ?感は正直あまり香港映画を観ないので他がどういった作品なのか分からないから何とも言えないが、そんなことはもうどうでもいいのだと思ってしまう。

 

主人公のチャウ・シンチーは弁護士でとにかく弁がたつ、奥さんのアニタ・ムイは頭が良くないがとても強い。そして臨月なのにとても強い。敵から攻撃を受ける旦那を守るときに陣痛が着てしまい、子どもを産むというシーンがあるが、普通なら子ども産むのに医療の進んだ現代ですら10時間近くかかるというのに、すぐ子どもを産んでしまうのも浮世離れした世界観だった。

こんなのありか?と思うシーンだらけで本気で観ようとすると疲れてしまうので、流し見で見るぐらいがちょうどいいと思う。

この映画に関していえば考察も何もないけど、アベンジャーズの映画公開時の謳い文句が「日本よ、これが映画だ」だったけど、香港映画はそのアベンジャーズより前の20数年近く前からこのメッセージを本作に込めていたんだと思う。てか、日本だけではなく世界でですね。

未だに香港映画の興行収入ランキング歴代TOP10にも入っていることからこの作品の凄まじさに驚きを隠せないぜ。