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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日を観たよ

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2012年公開。監督はアン・リー。出演はスラージ・ジャルマ、イルファーン・カーン、タッブー、アディル・フセイン、レイフ・スポール、ジェラール・ドパルデュー。ジャンルはアドベンチャー

原作はヤン・マーテル著「パイの物語」より。主人公がトラと漂流した227日の冒険を描いている。本作を観てびっくりしたのは映像の美しさ。こんな綺麗な映像見た事なあああい!思わず鑑賞中食べていたポテチ吹き出しそうになりながらも、感動していました。まるでドキュメンタリーを見ているかのようじゃないですか!これは驚きますな。とはいえこの驚きは映像の美しさだけであって物語は微妙です。これは何でだろうなーどんでん返し系の映画ばかり観ているせいか、なにか壮大なものを最後に期待してしまうようになった俺が悪いのかな。いやそんな事ないよな!きっと俺以外にもこの作品に対して腑に落ちないと感じる人が少なからずいるやろうな。うーんなんだろう、タイトルが悪いのかな。ライフ・オブ・パイだけでよくない?なんでトラと漂流した227日って付けるわけ?そのせいであーこれはトラと漂流して事なきを得たってことねって分かっちゃう訳じゃん。そういうのって観る楽しみを奪ってるって言うか、感動も半減させてるような気がするのですよ。元々、原作が有名なのか俺は知らなかったけどなんの先入観も無しに鑑賞する人だっている訳だからさ。映像の美しさだけ評価は良くてもやっぱりそこは映画だからさ、捻りも重要だぜよ。でも結構深いところ突っ込んでるなあって思ったのはパイの家族が多宗教信者ってところかな。インドって色んな文化混ざりあって出来てるカオスな国だから言語もばらばらだし宗教も家庭によって異なるんですよね。そこがなんか日本とは全く違って興味深かったなあ。ほら日本だと謎に宗教の話ってタブーだったりするやん。でも、宗教が生活の一部であるインドや欧米諸国とかと違うなあって感じましたよ。とにかく映像に拘っててナショナルジオグラフィックとか富士サファリパークが好きな人は必見かな。でもトラって今は絶滅危惧種なんですよね。なぜかライオンよりも高貴な雰囲気を醸し出している独特な動物で人気も高いですね。うちは祖母と母と姉が寅年で性格的にもやかましい気がするのは何でだろう。てなことで今日もありがとう。