Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

ハッピー・デス・デイを観たよ

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2017年公開。監督はクリストファー・B・ランドン。出演はジェシカ・ローテ、イズラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ。ジャンルはホラー、コメディ。

監督がえーーーーっと、クリストファー・ノーラン!?いや違うよ。ちょっと疲れてただけさ。平気だって。だから心配なんかするなよ。俺は大丈夫だからさ。という事で(このくだり必要あった??)数多くのホラー映画を観てきましたが、本作はホラーといった人を驚かせる怖さではなく面白さを全面に押し出している感が観ていて笑えるんです。主人公の誕生日に謎の仮面を被った犯人に殺されるという展開を何度も繰り返すんですが、その辺りのロジックは置いときましょう。何故こうなるのかおかしいじゃないか!と屁理屈を言う暇があるのなら、しのごを言わずこの映画をさっさと観てしまって下さい。かといって胸を張ってオススメだよ!と言えるほどの映画ではありませんw 仮面を被った犯人ってことでジェイソンのようにただただ恐ろしくておっかない敵という設定ではないんよね。それでいてスクリームのようにヘタレ感があるって感じではなくて割ときちっとしてる印象。もう少しこの犯人の動きを特徴的なものにすれば、ハロウィンで人気のキャラクターになり得たかもしれないのにちょっと残念。映画は一種のキャラクタービジネスであると俺は思うんだよなあ。極端なキャラクター設定にする必要はないんだけど。犯人を見て恐怖感を感じることは無いし、むしろキューブの怪力男の方が恐怖だし、主人公は無駄に可愛いし、ってな感じで青春ホラーコメディになっているんですよ。いや、青春コメディホラーが正しいのかな。ホラー要素がもっとも薄くなってしまっている。犯人が誰かについてはえーお前だったのお!?って予想を覆るのは見事だけども、観客の予想を裏切ってやるっていう思いが強すぎる気がしてならん。これは誰も分からんやんって感じだけどコメディなのでその辺は悪しからず。

とにかく主人公役の女性が可愛いです。アメリカのビッチ女子大生役を見事に演じきってます。お見事です。さんざんコメディ映画だって言ってたけど、観ているこっちがだんだんハッピーな気分になっていくという意味では斬新なホラー映画でもあり、ホラー映画の可能性をまだまだ感じます。続編はまだ観ていないので気になる映画。てな感じで今日もありがとうございやした!