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レディ・プレイヤー1を観たよ

レディ・プレイヤー1 : 作品情報 - 映画.com

2018年公開。監督はスティーブン・スピルバーグ。出演はタイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、TJ・ミラー、サイモン・ペッグマーク・ライランス。ジャンルはSF、アドベンチャー

スピルバーグ作品の特徴は映像もさることながらその耳に着いたら忘れないタイトルである。「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」や「未知との遭遇」など枚挙に暇がない。おっと、未知との遭遇は邦題だって?そんな細かいこと気にするやつにゃこの言葉をかましてやるぜ!ネバーマインドザボロッカス!略すとキ〇タマ野郎なんて気にしねぇぜ!である。

冒頭から飛ばしすぎてしまったが、本作も冒頭から飛ばしすぎてる映画だから仕方ない。

はじまりからヴァン・ヘイレン/ジャンプで惹き付け様々な映画作品が登場するクロスオーバー作品なのだ。

そりゃあもうゴジラからスタートレックからストリート・ファイターからガンダムからてんやわんやでもはや意味がわからないの境地だ。ジュラシックパークバック・トゥ・ザ・フューチャー、シャイニングも出てくる。

VR=仮想世界で繰り広げられる映像の数々は、同じように仮想世界を題材とした『アバター』や『マトリックス』と比べるとなんだか陳腐で単純な気もするし、これホントにスピルバーグ作りたかったの?て感じ。ちょうどVRも流行ってるし、最近日本人元気ないから盛り上げてやりまっせというスピルバーグの粋な計らいと言えば聞こえは良いけど、本当はやばい、そろそろ映画作らなといったいやいや感も何となく感じるんだよね。

だってなんかこうメイド・イン・ジャパンに対して、主要キャラみんな冷静だし乗ってないからね。日本オタク1人ぐらい置いて「うはーやべーよ!ゴジラ出てんじゃん!ガンダムと戦ってるよ!やべー!」ってはしゃぐような日本通がいたら、また違ったのかもしれないかなと思う。そうそうだから、日本通運なんだよ!(意味不明)。

だから率直な感想を述べると本作がそこまで高い評価を得ている意味が分からなかった。

舞台が2045年の近未来の割に、仮想世界でみんながゲームに現実逃避するって設定もなんだかなぁー。もう既に現実逃避してるよ。スマホゲームに課金してるバカいっぱいいるじゃん。今から30年も前に『トータル・リコール』で未来を予言したディック×ポール・バーホーベンすげぇなぁって感じましたとさ。めでたしめでたし!