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The Soul 繋がれる魂を観たよ

The Soul: 繋がれる魂 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

2021年公開。台湾映画。監督はチャン・ウェイハオ。主演はチャン・チェン

オカルト、ホラー、サスペンス、近未来SFなど様々な要素を織り交ぜておりカオスな展開が見物。正直、展開が展開なだけに頭の悪い俺には理解が追いつくのに時間がかかってしまった。

正直、台湾映画と言われてもあまりピンとこない人は多いのではないだろうか。あーあのチャウ・シンチーのね!(当ブログで紹介しております!)という人がもしかしたらいるかもしれない。いやそれは香港映画でありまして。とまあー私たちは日本人はアジア人であるという認識をしていかなくてはならないよね。

いくら顔が似ているとはいえ全く文化も異なるし、当然ながら話す言語も違う訳だから考え方も変わる訳で…つまり何が言いたいかというと日本人よ自分たちはアジア人だという認識を忘れるでないである。

 

とまあ訳の分からない毎度恒例の御託を述べさせていただきましたので、本題に入りたいと思います。

まず本作品の主人公役のチャン・チェンががん患者の検察官と言う役なのだけど痩せすぎていて大丈夫かと心配になった。役作りに徹するために10キロの減量をしたという。まるで難民のようだ。日本の歴史の教科書にもあった贅沢は敵だの頃の飢饉に苦しむ日本兵のようだった。

なによりも本作品の見物は衝撃のラスト30分だろう。大どんでん返し代表作「ミスト」に並ぶほどの傑作と呼ばれる本作は後味はそこまで悪くない。俺はむしろ胸糞よかったと思う。

胸糞いいわけでもないがこれってありか?という不思議な感情が出てきた。

新妻に魂を移し生きる主人公。脳みそはそのままで体は女。

奥さんとの間に生まれてくる子ども。すべて主人公のエゴのような気もするが、なんかあそこまで苦しい思いしても子ども、奥さんという家族の為に生きようとする思いは素晴らしいのではないか。

それにしても新妻の扱いも酷いものである。美人だからだろうか。おそらく不細工であったら自身も脳移転させたいとは思わないだろう。人間というものは残酷だ。そして決して口に出してはいけないタブーであるが、ディープな話題に突っ込むのが当ブログのコンセプトなので悪しからず。そんなコンセプトあったんだ。

あと疑問に思ったのが夫婦でここまで一緒に仕事する?である。

仕事とプライベートのオンオフをきちんとつけたい私にとって、奥さんと一緒に仕事をするのは休めないよう気がした。店を経営しているとかなら話は別だが検察官と言う国家公務員が公私混同してよろしいのでしょうか。あくまでも日本では国家公務員だが台湾では違うのだろうか。その辺は分からない。まあ、ごちゃまぜ映画ですからねー。

とにかく俺の疑問はどうでもいいことばかりだね。じゃんけん、チョキ!