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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章を観たよ

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2017年公開。監督は三池崇史。出演は山崎賢人神木隆之介小松菜奈岡田将生、真田真剣佑、観月ありさ國村隼山田孝之伊勢谷友介。ジャンルはダークファンタジー

不老不死(?)の大御所漫画家・荒木飛呂彦先生による原作『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部にあたる『ダイヤモンドは砕けない』の実写化映画。監督は実写版・『テラフォーマーズ』でメガホンを取った三池氏による本作。おそらく続編の可能性は有り得ないんじゃないかと非常に残念ではあるが致し方ない。だって日本はクスリに厳しいんだもん!そのくせよく『おくすり飲めたね~!』などと、ポップでキャッチなーフレーズを乗せたCMを作りあげたものだ。子どもが真似するじゃないですか。くすり文化に対しては非常に嫌悪感を示す日本の各界であるが果たして不倫はどうなんだ?そのへんもよく分からない。お隣の国台湾では日本に対してどう言ったイメージを持つのかというと一言で言うとエロである。ジャパニーズアダルトビデオが日本の文化なのである。クスリには敏感でエロには歓迎。でも日本人はシャイだ。意味が本当に分からない。

てなことで毎度能書きを垂れさせて頂いたところで本作について語っていきたいですね。ジョジョはあんまり詳しくないんですよ。本作をきっかけにジョジョにはまり今は第三部のスターダスト・クルセイダーズをアニメで観てるんだけど、舞台は日本なのよね。知名度・人気ともにやはり第三部が1番だと思うんだけど、なんでこの四部である東方仗助編を映画にしたのだろうか。理由は単純明快である、舞台が我らのエロ大国"ニッポン"だからだ。三部も日本からはじまるが愉快な仲間たちとディオ探しの旅に出てしまうため、撮影は現実的ではないと感じたのだろう。

それにしても東方仗助は礼儀正しい。この辺が山崎賢人にマッチしている。彼が本当にいい子かどうかは置いといて、ジョジョを知らない人からすると山崎賢人がヤンキー役ってなんだか違和感!と感じるかもしれないが、作中の東方仗助は決してヤンキーではない。三部の主人公である空条承太郎は言葉遣いがとても荒く正真正銘のヤンキーである。もはやジョジョの世界ではヤンキーとかいう生易しい言葉では済まされないキャラクター達が登場するのでこの辺は無駄な議論かもしれないが・・・。

本作のMVPはなんといっても山田孝之である。重要人物と見せ掛けて実はただの雑魚キャラっていう売れてしまった俳優のプライドをこてんぱんに挫く仕事に対しても彼は本当に真面目でそつ無くこなす。片桐安十郎ことアンジェロは仗助の髪型を馬鹿にし案の定、仗助の逆鱗に触れ瞬殺されてしまう。アンジェロ岩と化した彼の末日はなんでこんなに面白いんだろう。。。