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ベイウォッチを観たよ

映画『ベイウォッチ』──ビーチと音楽とスローモーと筋肉とぷるんぷるん【ざっくり感想版】 | 三崎町三丁目通信

2017年公開。監督はセス・ゴードン。出演はドゥエイン・ジョンソン、ザック・エフロン、プリヤンカー・チョープラー、アレクサンダラ・ダダリオ。ジャンルはコメディ。

カリフォルニア・サンタモニカ湾を舞台にベイウォッチ(水難監視救助隊)のライフガード達が奮闘するテレビドラマ「ベイウォッチ」のリメイク版。

本作ではフロリダ州マイアミに舞台が変更されている。おそらく主演のドゥエイン・ジョンソンのホームタウンによるものだろう。

ライフガードはプールや海水浴場などでレクリエーションを楽しむ者の安全を見守る緊急対処員である。

そもそも日本ではあまり馴染みのない職業である。しかし、欧米諸国では売れない俳優・芸人が生活費を稼ぐためにアルバイトしたり、学生でも簡単にできるといった迷信もあったりする。クリント・イーストウッドは売れない頃はライフガードをしていた。

本作でも人命救助に関わる訓練から水上オートバイを使っての人命救助など単なるおちゃらけ映画とは違い、一線を画している。(笑えるシーンも多数ありだがw)

それでは本作のあらすじを語ります。

 

ベイウォッチの指揮官「ミッチ」(ドゥエイン・ジョンソン)は新人募集コンテストで生意気な青年「マット」(ザック・エフロン)に出会う。マットはオリンピック水泳個人戦で2度の金メダリストを獲得していたが、その一方で団体戦でゲロをはいてしまいゲロ彗星というあだ名がついてしまった。

そんなマットはあるもめごとによりベイウォッチの入隊を余儀なくされていた。

楽して入隊しようと考えるがミッチはそれを許さなかった。

タイミングを同じくしてすぐ近くの海辺で溺れる親子が発見され、ミッチはいち早く現場に駆け付ける。救助について知識のないマットは足手まといになるが、必死に親子たちを助けようとした姿を見てミッチは彼に対する考えを改める。

翌日、マット含め個性豊かな面々の新人研修がはじまった。

しかし元オリンピック・金メダリストであるマットはプライドからかメンバーに対して心を開くことはなかった。

そんな中、海で小型船の炎上事故が発生した。ミッチ達は現場に急行し船に乗っていた女性を救出する。同乗していた男性は死亡してしまい、ミッチ達は落胆するもある不可解な点に気付いた。救助した女性たちは小袋に入ったドラッグを持っており、ここ最近ビーチで見かけるものと同一であった。

ミッチは経営者であるヴィクトリアが関与しているのではないかと捜査を開始する。

ベイウォッチは不可解な事件を解決できるのか・・・

 

マッチョ男たちとグラマラス美女を描いた本作はスケールも大きくいい意味ではアメリカらしい映画だった。

主演のドゥエイン・ジョンソンが黒人警官と会話するシーンでは黒人特有の挨拶を行うが、ドゥエイン・ジョンソンはそもそも黒人なのか疑問を持った者もいるだろう。実際は彼の使っている言語は黒人英語である。

結論、彼はサモアアメリカ人である。日本でいう小錦みたいな感じかな。

だからといって黒人ではないのかと言うと、黒人の血も入っている。祖父がサモア系レスラー「ピーター・メイビア」父が黒人レスラー「ロッキー・ジョンソン」のプロレス家系で育った彼は大学時代はアメフトに没頭するもプロレスラーになることを決意する。

夏で海にも行きたいけどコロナだからねって人は本作で夏気分を是非味わってくださいまし。