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オール・ユー・ニード・イズ・キルを観たよ

オール・ユー・ニード・イズ・キル』 ゲーム感覚が最高に楽しい - 宇宙、日本、練馬

2014年公開。監督はダグ・リーマン。キャストはトム・クルーズエミリー・ブラント。タイムループいわゆる天丼を繰り返す映画で、舞台は近未来。日本人は天丼大好き民族なんで、楽しめると思う。がこの作品はなんと日本のライトノベルが原作なのである。桜坂洋の「All You Need Is Kill」。とまあタイトルはそのまんまでいじってないのなー。

地球はエイリアンに侵略されていて壊滅寸前。主人公は将軍から第一線での任務を告げる。主人公は拒否するも強制送還される。そしてタイムループに巻き込まれてしまう。一度死んだらまた蘇ると言った時空の歪みだ。難しいことはさておきこの映画で言えることは緊張と緩和だ。

 

とまあ近未来だしSFだし、犯人探しするような細かな設定とかないんで、タイムループを重ねるうちに主人公が強くなっていくわけだな。色々と人の行動が予測できるのは面白いね。しかも過去の記憶が残っているから何かと便利だ。

人は思わぬ身の危険を感じたときに思わぬ行動をとってしまいがちだが、事前の予測が出来たら慌てずに済む。

状況の予測がつかないから不安になるのだ。

だからある程度のイメージは必要である。でも本作のように記憶が残っているのなら、どんな事態にもおびえる必要はないだろ。しかしその一方で、味気なくも感じてしまうのかなと思った。

仕事もそうだよね。大体はルーティンで社会は回っている。てか同じことの繰り返しでなければ社会が成り立たないし、先進国の日本で明日は原始的な暮らしをしてくださいだの今日はいつも通りの生活をしてね、なんて言われたら適応も出来なくなる。

でもそれは最初だけで、いずれ慣れてしまえば原始的な生活だって苦じゃなくなるのだ。誰がそんなことを決めるんだって話なんだけどあくまでもパラレルワールドって訳で、とりあえずこの言葉を使って入れば大体はオッケーなんですよ…

つまり何が言いたいかと言うと、慣れは恐ろしいねって意味だ。

本作の主人公は死ぬことによってループすると気づくんだよね。でも死ぬことってめちゃくちゃ怖いわけじゃん?未知の世界な訳よ。当然ながら、誰しもが生きる希望を持っている訳でさ、死にたい人も中にはいるんだろうけどさ、でもそんなことはおいとこう。でもループがあれば死ぬことなんて怖い事ではないと気付く。それはドラゴンボールの世界とかタイムスリップできるドラえもんの世界にも通じるよね。

ああだから日本人って天丼好きなんだ。てか俺たちってループものに対して凄く馴染みがあるのよ。だから本作品もすんなりと受け止められてというか、なんかとりあえずよかったぜ!今日も深夜の更新だが元気にアデュー!