打倒・岸田奈美
無責任について今日は語りたい。
最近はノートの記事を読み漁っている。
はてなブログの記事は読まない。当然だろう、何せ人が少ない気がするのだから。
実質、はてなブログの利用者はどのくらいなのか私は知らない。
ノートの利用者がどのくらいなのかも分からない。
そんなことはどうだっていいのだと割り切ってしまうのはあまりにも無責任すぎる気がするが、無責任さがエッセイの極みなのだ。
無責任のせいでどれだけの人の人生が狂ってしまったのだろう。
会社員として働き、実直で新卒に入社してから定年まで勤めた人。
結婚を夢見て同棲するも、現実の生活に意気消沈してしまったカップル。
モンスターズインクのマイクワゾウスキ。
彼らはみんな夢と希望に自分自身を奮い立たせた。
周りから何と言われようと夢中だったに違いない。
でも、その原動力は無責任な幻想だったに違いない。
私が会社を辞めたのも岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読んだからだと思う。
そんな岡本太郎は無責任だ。私が会社を辞めたからと言って責任を持たないし持つはずがないだろう。
そんな無気力な私を支えてくれるものは文章しかないと言えるようになりたいだけなのです。