Everything will be fine.

少しでも笑ってやってください!

TAXiを観たよ

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1998年公開。監督はジェラール・ピレス。出演はサミー・ナセリフレデリック・ディーファンタル、マリオン・コティヤール、エマ・シェーベルイ。ジャンルはアクション。

製作国はフランス。脚本・制作に『フィフス・エレメント』、『レオン』のリュック・ベッソン。アクション映画としてド迫力のあるタクシーの爆走シーンと随所に散りばめられたコメディタッチが光る名作である。これでもかってぐらいドイツをディスっているフランス国民ってことで政治性も若干含まれていたりする。色んな車が改造車として登場するんで車好きにはたまらない作品でしょう。当方ペーパードライバーで尚且つ車にも疎いので何がなんやら分からんかったプジョー?ああ、なんかトラみたいなのが立ち上がって飼い主様とじゃれてるようなロゴのところね!って感じです。車のロゴも中々個性あるメーカーが多くてマニアにはたまらないんでしょうね。日本では頭文字Dが有名ですね。

本作はシリーズ化して今までに6作品制作されてきました。ってことで大ヒットシリーズなわけです。カーアクションの大ヒット作といえば俺の場合は真っ先にワイルド・スピードが思い浮かびますが本作が思い浮かぶ人も結構多いんじゃなかろうか。本作はカーアクションや車の改造も見ものなんだけど設定も凝ってるんですよね。まず主人公がスピード違反を見逃してもらうために8回も運転免許試験に落ちている新米刑事とドイツ人強盗団を壊滅させるっていうミッションがあるんですね。この凸凹コンビ。フランス警察ディスられまくってて笑えます。あとはドイツに対する皮肉もたっぷりと込められていたりして、単純なカーアクションでは終わらないところが良きですね。

あとは当時はまだ無名に近いマリオン・コティヤールが出ているってことで貴重な映画でもありますな。なんとなくタイトルは知ってるけど内容は分からん!って映画あるじゃないですか。前回のロボコップみたいに。なんとなくこういう感じだろうなって思ってたけど見返してみると実は面白いみたいな穴場映画ってあるんですよ。冒頭で名作と言っておいて支離滅裂なところは否めないが、今後は穴場映画も開拓しつつ色んな映画を観ていきたいです。以上、それんそんのブログでした。ありがとう!