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釣りバカ日誌を観たよ

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1988年公開。監督は栗山富夫。出演は西田敏行三國連太郎。ジャンルはドラマ、コメディ。

ビックコミックに連載されているご長寿四コマ漫画。コミックスも108巻まで発売されており、日本を代表する漫画である。その割には人気がない気がする。何故だろう?ジャンプ作品でここまでの経歴があれば間違いなく日本の漫画界ではトップランカーだろう。つまり釣りバカ日誌は国民的映画ではあるが、人気作品ではない。これは大きな違いである。こんな偉そうなこと言っていますがぶっちゃけ釣りバカ読んだことありません。調子乗りました。

男はつらいよシリーズと並び松竹を代表する映画である釣りバカ日誌男はつらいよと同時上映で松竹もそこまで力を入れていないB級映画程度であった。しかし、公開後の影響は大きくまた男はつらいよ渥美清が死去した為、1988年から2009にかけて続く人気シリーズとなった。タイトルにもある通り釣りに対する蘊蓄は少なく主人公浜ちゃんを演じる西田敏行と相方のスーさん演じる三國連太郎のキャラクター性が特徴的。現在の西田敏行の癖のある声も当時は面影がなく青さすら感じさせる。流暢に喋るひょうきん者って感じ。でもどこかカッコイイ。彼を憧れの男性と評するものが多いのも頷ける。

鈴木建設のサラリーマン浜崎伝助こと浜ちゃんは釣りが大好き。その理由は出世争いに敗れ万年平社員を脱出するべく奥さんからの提案で趣味のひとつでも覚えたらどうかという助言を得て釣りを知ったからだった。そこからどんどん釣りの世界に入り浸っていき、仕事そっちのけ。出会ったばかりの男にヒラメの食べ方を注意し釣りに誘う。この男こそワンマン社長の鈴木一之助だった。船釣りに山登りの格好で来た男をスーさんと呼び2人は釣りを楽しんだ。そこから釣りの虜となっていく。これはある意味中毒なもので、趣味に没頭すると人生が充実すると教えてくれているのだろう。趣味の対象は人それぞれで漫画やアニメにハマる人やギャンブルに手を出す人もいるだろう。中国では幸せになりたかったら釣りをすべしということわざがあるほどで釣りの奥深さは底を知らないのである。

俺も一回だけ先輩と一緒に船釣りに付き合ってもらった経験がある。道具は全て先輩のもので手取り足取り教えてもらったが、先輩のロッドを池に落とすという珍プレーを披露。先輩はそのロッドを別のロッドで釣り上げる好プレー。やらかしたけど頑張ったんで悔いはないっす。今日もありがとう!