Everything will be fine.

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今日から俺は!! 劇場版を観たよ

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2020年公開。監督は福田雄一。出演は賀来賢人伊藤健太郎清野菜名、橋本環奈、仲野大賀、矢本悠馬若月佑美、楠木玲弥、鈴木伸之磯村勇斗ムロツヨシ柳楽優弥佐藤二朗吉田鋼太郎。ジャンルは学園モノ。

西森博之の同名作品であり、シリアス&ギャグがメインの名作。不良もので不良たちが好むお色気や単車といったシーンはほぼ皆無で、主人公の三橋と相方の伊藤による黄金コンビと彼らを取り巻く人物達の日常を描いた作品である。80年代はヤンキー漫画が量産されたこともあり、ビーバップハイスクールや湘南暴走族、特攻の拓といった名作が多数登場した。一大ツッパリムーブメントが形成されていたが、その中でも異色の作品である。回によってはほのぼのとした日常で終わることもあり、日常系漫画の先駆け的存在であることは間違いないだろう(?)この辺はそこまで責任を持って言えることでは無いのでふんわり言っているつもりです。悪しからず。不良になるきっかけも大したものではなく、とりあえず不良になろうという決意から2人がのし上がっていくストーリーは品川ヒロシの『ドロップ』にも似ている。にしてもつい先日までフツーの高校生だった2人が軟高から千葉を征服していくっていうのは凄いことだ。ヤンキーっていうのは性格的要素が大きい気がするけど、漫画なんで結局。

しかしまー清野菜名の殺陣シーンは見物である。実際に運動神経が良いのでラストシーンの大乱闘で男たちの中に混ざっていても違和感はない。あとは伊藤健太郎のトンガリヘアーは実際の髪型でセットしているという無駄知識は置いといて。しかしまー伊藤健太郎も残念だなー。これからと言う時にやらかしてしまって・・・。

俺の中では理子のお父さん役を務める佐藤二朗がツボだ。この人は緩急の付け方が上手くて拍子抜けする面白さがある。実写版の浦安鉄筋家族でも父親役を演じていたので、ギャグ漫画の父親役にはぴったりとはまるのだ。あと本作の監督である福田雄一は『勇者ヨシヒコ』シリーズを手掛けており、佐藤二朗も出演していた。仏様役でw それでは今日はこの辺にしまして、また明日お会いしましょう。