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アンノウンを観たよ

ダイアン・クルーガー独占動画インタビュー 過激なアクションも堪能?そのワケとは… | cinemacafe.net

2011年公開。監督はジャウム・コレット=セラ。出演はリーアム・ニーソンダイアン・クルーガージャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クリン。ジャンルはミステリー、スリラー。

原作はディディエ・ヴァン・コーヴラールの小説より。噛まずにいえたそこの君はかっこいいぞ。

いやーこれはかなり面白かった。リーアムの巨体を活かしたアクションも所々あったし、タクシー運転手ダイアンのカーアクションは熱いものを感じたなあ。

ストーリーはタクシーでホテルに向かう夫・マーティン・ハリス博士と妻・リズ。ホテルのロビーに着き、何やら不穏な行動をとる夫・マーティンはタクシーでどこかへ向かっている。そうすると乗っていたタクシーが事故に見舞われてしまい、川に突っ込んでしまう。何とか命を取り留めたマーティンは昏睡状態のまま病院に運ばれてしまう。目が覚めたマーティンはリズの事が心配になり、ホテルに向かう。華やかなパーティでドレスに身を包んだリズを見つけるや否や話しかけるマーティンだったが、「え、あんた誰?」と空前絶後のきょとん顔に瀕死寸前のマーティン。そして何やら自分を名乗る別の男が現れる。これは明らかにおかしいぞ、リズ頭を冷やせ。いぶし銀リーアムの決死の訴えも届かずホテルから追放されてしまう。

最初の時点ではタクシー運転手も怪しいし、病院で何か操られたんじゃないの?リズがホテルでなにかされたのかな?と視聴者も混乱状態だし、誰だ何をしでかしたのか疑心暗鬼のまま、ストーリーは展開していく。

というなんとも不可思議な状況が連続して起こり、映画終盤には主人公自身ですら「え、俺誰だっけ?」と分からなくなっていく負の連鎖が面白かった。それは、自分以外信じられる者がいない=世間に対する恐怖を表現しているようで、次第に不安な表情を見せるリーアムの演技はさすがと言わざる終えない。

 

ネタバレさせて頂きますと、この一連の流れはすべて秘密組織の陰謀だった訳です。

リーアムはその秘密組織の一員で彼らの狙いは、新種のトウモロコシを開発した教授よりそのデータを盗み巨額の富を得ることに遭ったのです。

その作戦は何度も何度も緻密に念入りに考え抜かれたものだったのでした。

リーアムの妻も秘密組織の一員だったのです。僅かな記憶を頼りに組織の狙いに気付いたリーアムはダイアンとともに急いで現場へ直行します。

何とか組織の悪事を食い止めた2人だったのです。

 

リーアムはまさに仮面ライダーZXの村雨亮ですね。自分が何者なのか分からない。記憶(メモリー)が欲しい。その為にときには周囲の人間を殺すことに対しても仕方ないと腹をくくる。

急に自分の記憶が亡くなったらどうしよう。それにしても昔の事は覚えてるんだけど、昨日何食べたか記憶があやふやなときあるんだよな~。

・・・齢29にして認知症の初期症状を迎えたぼくちゃんでした。