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メジャーリーグを観たよ

マーガレット・ホイットンが死去──映画『メジャーリーグ』のオーナー役 | 女性自身

1989年公開。監督はデヴィッド・S・ウォード。出演はトム・ベレンジャーチャーリー・シーン、コービン・バーンセン。ジャンルはスポーツ、コメディ。

弱小球団クリーブラント・インディアンスの奮闘劇をおバカに、野球の分からない人でも楽しめる内容にした本作。

選手たちも個性派が多く、元服役囚のリッキー・ボーン(チャーリー・シーン)やベテラン選手ジェイク(トム・ベレンジャー)、野球を金持ちの道楽と考えるロジャー(コービン・ハンセン)、キャンプ初日に現れたお調子者だが俊足のウィリー、キューバから亡命してきた主砲ペドロなど、この球団大丈夫なのか?と視聴者は心配するだろう。

おまけにインディアンスといえば本家も強いとは言えないチームである。

しかし、本作の影響からか徐々に調子を上げ、1995年にはア・リーグ優勝を果たした。

因みに続編「メジャーリーグ2」ではとんねるず石橋貴明が出演を果たす。タカ・タナカと主要人物である。コメディとはいえかなりの快挙だ。

 

それでは本作のあらすじを語ります。

インディアンスのオーナーが亡くなり、レイチェル夫人が新オーナーに就任した。

インディアンスは30年近く優勝から遠ざかっており、最高位は4位だった。彼女は改革に乗り出すが、選手リストは名前の聞いたことのないような選手ばかりだった。

レイチェルは本拠地をマイアミに移す為に、クリーブランドでの人気を落とそうと企んだのだった。

問題だらけのチームは試合を行ったが、惨敗してしまう。

ピッチャー・リッキーがクビを怯えながらロッカーに向かうと赤紙が貼ってあり、すぐさま監督のもとに向かうとルーは「やってない」と言った。

リッキーは別の選手の仕業だと思い、暴れ出す。それを見たルーは「開幕の準備をしろ」と言った。

開幕を迎える。難ありの選手たちの強化訓練やなんとしてでも勝とうとする姿勢はチームを徐々に優勝に近づけていった。しかし、そんな選手達の行く手を阻む経営陣。

チームは火事場のクソ力で連勝を重ねついに宿敵・ヤンキースと戦う。

果たして優勝できるのか・・・

 

コメディと言えど行き過ぎている点は否めないが、ジェイクの恋愛シーンも見物である。彼は婚約寸前で破局してしまった元恋人・リンが出てくる。

ジェイクの度重なる浮気で嫌になってしまったリンだがふとしたきっかけで再開を果たし、試合を見に行ったりするのだから中々複雑な関係である。

元カレ・元カノという存在は出来る限り消したい存在である。男は女性の過去など知りたくないが、女は男性の過去を知りたい。逆もしかりだが、こんなややこしい存在はたまたま出会ったとしても声をかけるべきだろうか?

欧米映画を最近観るようになって気づいたのは、離婚した夫婦の関係は子どもが成人するまで続くということ。しかも日本のように養育費だけではなく、今月はパパと過ごして来月はママと過ごすわよといった子どもの育児分担が割とスタイリッシュに行われているということだ。

日本と欧米の文化ってやっぱり違うんだよね、勿論これも人によるのだろうが・・・