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トータル・リコールを観たよ

トータル・リコール(1990) | 映画 | WOWOWオンライン

1990年公開。監督はポール・バーホーベン。原作はフィリップ・K・ディックの「追憶売ります」出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン。ジャンルはSF。

近未来SFアクションと言うことで、シュワちゃんが州議会議員選挙でネタにするほど有名な本作。

舞台が近未来ってことで、現実離れした世界に驚く。

広い意味で宇宙を題材にした作品と言う意味では先駆者と呼べる。そしてリコール社での記憶旅行は今でいうところのVRみたいな感覚と言ったところか。マトリックス的な感じかな。

当時はCGもそこまで発達していないんで、所々「ん?」と思うような箇所が見受けられるのは致しかたない気がする。

おばちゃんの顔が真っ二つに割れてシュワちゃん登場!ってあまりにも衝撃的なシーンじゃないか。。。

それにしても本作品が当時から異質であったのは分かるし、時代の先を行き過ぎてしまった感もある。

 

物語は主人公が理想の女性と火星に到着し、怪物に襲われる夢を見るところからはじまる。

主人公ダグラス・クエイドは結婚生活8年目を迎え幸せに暮らしていた。しかし、建設作業員として働くクエイドは日々の暮らしに退屈さを感じていた。クエイドの夢は火星に行くことだった。

時代は宇宙への行き来が簡単にできるようになっていた。

クエイドは通勤途中にリコール社のCMを見た。リコール社とは人工記憶センターであり、記憶旅行のサービスを手掛ける会社である。そしてクエイドはリコール社に足を運んだ。記憶旅行寸前となり、クエイドは暴れ出す。リコール社はクエイドの記憶を削除した。

普段通りの生活に戻ったクエイドはいつもの仲間達と遭遇するが、クエイドを見るなり襲ってきた。クエイドは家にも戻る。そうすると妻から機関の監視役であると知る。クエイドはこの世が作り物の世界であると知った。

妻を殺し機関の人間から逃げ切る。そこでパソコンのモニターからクエイドとまるっきり同じ顔をしたハウザーという人物が現れる。

火星へ到着したクエイドは夢で見た理想の女性メリーナと出会う。メリーナはクエイドの事をハウザーだと認識しているが、クエイドは過去の自分を思い出せない。当初は懐疑的だったメリーナも徐々にクエイドを信頼するようになる。

そしてラストシーンを迎え、夢か現実か、そんな狭間の中で、クエイドはメリーナとキスを交わした。

 

考えれば考えるほど、難しい作品である。これは夢なのか?おそらく夢なのだろう。しかし、宇宙に行き来が可能な近未来な訳で、何とも言えないと思った。

自分の記憶がすり替えらる。実は身の回りの人間は政府か機関からの監視役。っていうのは仮にも自分がって思うと怖いね。

良い夢見れねえぜって思いました。以上。