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セブンを観たよ

映画を巡る旅に出よう! vol.20ダウンタウン ×『セブン』 | Fashion | Safari Online

1995年公開。監督はデヴィット・ウィンチャー。出演はブラット・ピット、モーガン・フリーマングウィネス・パルトロー、R・リー・メイ、ケヴィン・スパイシー。ジャンルはサスペンス。

キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件の解決に挑む2人の刑事を描いた作品。

全体的に漂うダークな雰囲気と特殊メイクによるグロ全開の殺人現場は観ていて、恐ろしい。

何よりもブラット・ピットが若い。誰しもが若い頃はあるが、ここまで青いというか、本作の新米刑事役にぴったりである。また相棒であるベテラン刑事役はモーガン・フリーマンである。フリーマンはずっとお年寄り(?)なので、違和感はないがブラピがとにかく若いと言った印象である。

また監督のデヴィット・ウィンチャーは「エイリアン3」による興行的失敗及び批判の数々により、映画に対するモチベーションを失っていた。そんな中、挑んだ本作は歴史的名作と呼ばれるほど、絶大なる評価を得た。

実際、俺も観ていてすげえなーと思いましたよ。特に衝撃のラストはここまでするかというブラピの絶望感+犯人役のケヴィン・スパイシーのサイコぷりにゃあ、絶句である。

 

それでは簡単にあらすじを語ります。

タイトルにもあるセブンは「七つの大罪」を表す意味であり、事件の被害者たちはこの大罪を犯したものである。

一.「暴食の罪:GLUTTONY」

まず初めに起きた事件。大食漢の男がスパゲティに顔をうずめて息絶えている事件が発生する。あまりに凄惨な現場を見てしまったサマセット刑事はこの事件が続くと予想。

定年間際のサマセット刑事はこの事件の担当から外すように上司に相談するが、上司は新人のミルズ刑事と一緒に捜査にあたるように指示した。

二.「強欲の罪:GREED」

次に発見された遺体は有名な弁護士だった。彼は犯罪者を無罪にして金を稼ぐなど、強欲名ものとして殺害された。

三.「怠惰の罪:SLOTH」

犯行現場の指紋から一人の容疑者・ビクターが浮かび上がる。特殊部隊とともに犯人自宅まで乗り込むが、そこにはベットに縛られ、ミイラになったビクターがいた。すっかり死んでいると思った一同で会ったがまだ息があり、すぐさま救急車に運ぶこととなった。

そんな中、サマセット刑事は犯人が「七つの大罪」を犯行に取り入れていることに気付く。そして図書館の利用者リストから、犯行の関連本を多く借りている犯人を絞り出す。

四.「肉欲の罪:LUST」

娼婦の客に・・・これ以上は言えないでごんす。客はショックのあまり精神がぶっとんでいましたとさ。

五.「高慢の罪:PRIDE」

続けざまに起きた事件で自慢の顔を切り裂かれ、片手に電話機、睡眠薬を持たされていた女性は誰にも顔を見せられない状況だった。そんな彼女は睡眠薬で自殺に至った。

そして残る罪は「嫉妬:ENVY」、「憤怒:WRATH」となった。

そんな中、犯人が2人の目の前に突如現れる。「残りの二つの遺体がある」と犯人は言った。

2人は犯人を乗せ、ある場所に向かう。

そこで待ち受けていたのは一体・・・

 

こりゃ驚いたわ。まさかの展開である。そこで犯人登場しちゃうのォって感じだった。2人の犯人捜しの視点から、実はずっと犯人のサイコパス的趣向を見せられているだけだったと視聴者が気付いたとき、そこに残るのは何とも言えぬ虚無感だけである。

まんまとはめられたってことで刑事2人の手柄さえもとらせない完璧な犯人の動向はあっぱれである。

以上、自称・次回予告だけは誰にも負けない自信があるそれんそんちゃんのブログでした。