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フォレスト・ガンプ/一期一会を観たよ

映画「フォレスト・ガンプ」に学ぶ、運も味方も手に入れるまっすぐな生き方 | リクナビNEXTジャーナル

1994年公開。監督はロバート・ゼメキス。脚本はエリック・ロス。出演はトム・ハンクスサリー・フィールドロビン・ライトゲイリー・シニーズ、ミケルティ・ウィリアムソン。ジャンルはヒューマン、ロマンス。

元々の原作はウィストン・グルームによる『フォレスト・ガンプ』だが、脚本家エリック・ロスにより原作からは大きくかけ離れた作品となっている。

監督のロバート・ゼメキスバック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みの監督であり、キャスト・アウェイでもう一度タッグを組んだ。

ロバート・ゼメキスと言えば何気ない合成映像が特徴的だ。本作では主人公のトム・ハンクスが既に亡くなったジョン・F・ケネディジョン・レノンと共演するという偉業(?)を成し遂げる。

だがしかし、あまりにも自然な映像なので視聴者は気づかないのである。まあ、そのシーン自体が果たして必要だったのかはさておき、こういった無駄(あ、言っちゃった!)を取り入れるのも映画なのだよとゼメキス監督は俺たちに教えてくれるのだ。

本作の「人生はチョコレートの箱 空けてみるまで分からない」というガンプの母が放つ台詞はとても有名であり、まさに副題の一期一会と同じ意味である。むしろ副題を上記の台詞にした方が良かったんじゃないかと思わざる終えないのである。

 

それではあらすじを語ります。

主人公フォレスト・ガンプは普通の子どもよりも知能指数が低く、両足に歩行用の装具をはめて生活をしていた。

母の強い要望により普通の小学校に入ることとなったガンプだったが、みんなからいじめにあう。しかし、ジェニーという美しい女性だけは彼に優しかった。2人は親友となる。

ある日、いじめられっ子に追いかけられていたガンプは必死に走って逃げる。すると歩行用の装具は外れ、とんでもないスピードで走り出すのだった。そこから「走る」という強みを見つけたガンプは監督からの奨めでラグビー部に入り大活躍する。その結果、スポーツ推薦で大学に入学するのだった。

大学の卒業式で軍隊での入隊をしたガンプは黒人のババと親友となる。ベトナムに送られた2人はダン中尉の部隊に配属となり前線で戦っていた。ババは致命傷を負い死んでしまう。そしてダン中尉も命からがら助かったが両足を失ってしまった。

決死の覚悟でババを助けようとしたガンプは勲章をもらい、表彰式の為、訪れたワシントンでヒッピーとなっているジェシーと再会を果たす。

ジェシーは人生に迷っていた。

そんな中、ガンプは娯楽で卓球をはじめた。卓球に夢中になった彼の腕前は全米代表に選出されるほどとなっていた。

賞金を手にしたガンプはババの夢だったエビ釣り漁船を買ってダン中尉と一緒に漁に出た。最初は中々成果が出なかったが、嵐が来て他のエビ釣り漁船がすべて破損してしまったため、2人は大金持ちとなる。

しかしその一方で母が癌となりこの世を去る。

ババ=ガンプ・シュリンプという会社を立ち上げたガンプは、働かなくても余裕のある生活ができるようになった。

ある日、のんびりと過ごすアラバマでジェニーが帰ってくる。

そこでガンプはジェニーに結婚を申し込むが・・・

 

とにもかくにもたとえ今どん底の環境でも、人生はなにが起こるか分からんぞと教えてくれる映画である。

ガンプには自己啓発といった努力に通ずるものよりもたまたま巡り合った運によって人生が切り開いていった。

前向きになれる映画代表格であり、ここ最近ホラーばかり観ていて気持ちも暗くなりつつあったので久しぶりに鑑賞したら正解だった。

ただやはりアメリカンだなーと思う部分が多すぎて、ついていけない視聴者も多いかもしれない。あまりにも唐突な展開と極端な結果によって混乱する場面も多かった。それもまあゼメキス監督なんで。

とりあえずゼメキス監督なんでと言っておけばいいのである。それではまた明日じゃ