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インクレディブル・ハルクを観たよ

インクレディブル・ハルク】MCU版ハルク単独作は貴重なエドワード・ノートン演じるハルク!|コクソンズ×ブログ

2008年公開。監督はルイ・レテリエ。原作はスタン・リー、ジャック・カービーによる「ハルク」。出演はエドワード・ノートンリヴ・タイラー、ディム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン。ジャンルはヒーロー・アクション。

マーベル・コミック実写版映画であり、マーベル・シネマティック・ユニバースでは「アイアンマン」に次ぐ2作品目である。

監督は「タイタンの戦い」、「グランド・イリュージョン」のルイ・レテリエ

主演は「真実の行方」、「アメリカンヒストリーX」のエドワード・ノートン。なんと彼は大学では日本語を学んでおり新日家である。マーベルとの方向性の違いからか、ハルク役は本作のみとなっている。その後のマーベル作品でのハルクはマーク・ラファロになっているが、エドワード・ノートンだったらどんな作風になっているのか非常に気になったり考えてしまった。

ヒロイン役は「アルマゲドン」、「ロード・オブ・ザ・リング」のリヴ・タイラー。父親はロック界の大横綱エアロスミス」のVo.スティーブン・タイラーだ。どことなく顔の輪郭が似ている。

 

それではあらすじを語ります。

7つの博士号を持つ天才物理学者の「ブルース・バナー」は実験の成功を確信し自らの肉体を使い実験を行った。しかし、実験は失敗しガンマ線を大量に浴び、緑色の巨人へと変貌してしまった。

軍から逃亡しブラジルで生活をしていたブルースは、心拍数200を超えるとハルクになってしまう為、協力者「ブルー」から感情の制御を学ぶなどしてハルクになる根本的な処方を模索していた。

ある日、ブルースは勤め先の工場で指を切ってしまい、血液の入ったジュースが工場から出荷されてしまう。それを飲みガンマ線に汚染された人物が出できてしまい、軍は出荷元を探し出し「エミル・ブロンスキー」率いる米軍部隊が工場に攻め込んできた。

苦悩の末、ブルースはハルクに変身し部隊を一掃する。しかし、唯一生き残っていたブロンスキ―がハルクの存在を兵士強化実験のものだと知り、肉体強化のため実験に志願する。

ブラジルから逃げたブルースは研究データを集めるため、勤務していた大学へ向かう。そこでかつての恋人「ベティ」と再会を果たす。だがそこには、ブロンスキ―軍隊が待ち伏せておりブルースを捕獲しようとするが、暴走するハルクを止めることはできなかった。

ブルースとベティは協力者「ブルー」ことサミュエル・スターンズと接触し、元の肉体に戻ることに成功する。しかし、そこにはブロンスキーが待っており、2人は軍のヘリで移送されてしまう。

さらなる強さを求めたブロンスキーはスターンズからブルースの血液を自身に注入させるように指示した。

そしてハルクと同じく巨大化し「アボミネーション」となり暴走しはじめた。

ハルクは人々を救うことができるのか・・・

 

本作はアメコミ・ヒーローでありながら「実はヒーローになりたくなかったヒーロー」である。

典型的なアンチ・ヒーローであり他のアメコミ作品の中では一線を画す。というか、もうアメコミってひとくくりにするのが愚かってぐらい一つの作品ごとの世界観が精巧にできてるもんだからアメリカってすげーなって思う。

エンタメビジネスにおいては日本の50年ぐらい先いってんなあと思わざる終えない。原作の発表は1962年なんだから、それでも現代人に刺さる設定な訳だからあっぱれである。

ハンバーガーとかコーラとか粗悪なものしか口に入れてないくせに、なんでそんなクリエイティブなの?