平成研究家・ソレンソン!

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【映画日和】31回目の夫婦げんか

31回目の夫婦げんか
原題:Hope Springs
製作年:2013年
監督:デヴィット・フランケル
あらすじ:

結婚生活31年目を迎えたソームズ夫妻は何気ない日常を夫婦で過ごしていく。夫のアーノルドは家ではテレビを見て過ごし、妻のケイの不満が募っていった。

現状を打開するためにケイは夫に無断でフェルド医師のカップル向け集中カウンセリングに申し込む。最初は乗り気ではなかったアーノルドではあったが渋々ケイについていくことになる。

そして2人はフェルド医師のカウンセリングを通して相手と向き合っていく。

 

※ネタバレ含んでいます。

 

妻・ケイの苦悩

 

タイトルにもあるように31年目を迎えた晩婚の夫婦が描かれている。妻のケイを演じるメリル・ストリープは往年の大女優ですね。

夫のアーノルドはご存知トミー・リー・ジョーンズ。BOSSのCMで有名だよね(映画じゃないんかい)

冒頭でケイがアーノルドの部屋に入るわけですが、晩年ともなれば夫婦別々に寝るのは当たり前のことで、60近くのおじい、おばあが抱き合って眠る姿は違和感がある。正直、それが僕の意見でした。現にアーノルドは素っ気なくケイには興味のない印象を与えていますね。日本人ならこういうぶっきらぼうな親父の方が身近な存在だろう。しかしこの映画の軸はケイなんですね。物語の視点は彼女。

晩年の女性がここまで夫を求愛することに夫婦としての在り方を考えさせてくれる。本来、晩年を迎える夫婦であれば一緒に寝ることはないし、セックスをしたいとも思わないですよね。ですが、子どもも成人し親元を離れれば残るのは夫婦2人なんです。今後も、2人の生活は一生続くことになるわけです。そう考えると妻の苦悩もわからなくはないですね。やはり女性はいつまで経っても女性なんです。子どもを産んで母親になったとしてもです。

 

夫婦カウンセリングのフェルド医師

ケイはカップルカウンセリングに申し込み、夫婦で一週間フェルド医師のもとに通い詰める訳です。僕はこの映画を見るまで夫婦カウンセラーという職業を知らなかったので、調べてみると横浜市周辺の夫婦カウンセリングが出てきましたw

日本でも一般的な職業なんだなと。ケイの悩みに対し機嫌を悪くするアーノルドですがフェルド医師のカウンセリングは続きます。一日目のミッションは一緒に抱き合って寝ること。しばらく一緒に寝ることのなかった二人はぎこちないながらもその日、一緒に抱きながら寝ることに成功します。そして、その次のミッションはセックスをすることでした。まあ…いきなりハードルが上がりましたね。これに関しては行為に至ることができませんでした。そりゃ当然でしょうね。

 

夫婦仲を取り戻していく

そんな二人も紆余曲折を経て、仲を取り戻していきます。泣き出すケイに理路整然と話すアーノルドは厳格な父親として子どもを育てていったのでしょう。対するケイはのびのびと子どもに接してきたのではないでしょうか。性格も趣味もおそらく違う二人が夫婦生活31年目を迎えていることが不思議だと感じる視聴者もいるに違いないでしょう。しかし、夫婦は似てなくてもいいんです。それは誰が決めたことでもないでしょう。恋愛でも好きかどうかわからない人と付き合ってる現状ってあったりすると思うんですよね。そういう恋愛体験をした人も少なくないと思います。若い人にも見てもらいたい男女間の生活を考えさせられる映画でした。